C&M Lapierre
ラピエール


Le Beaujolais 2023
ル ボージョレ
Villié-Morgon / 69910
マルセル・ラピエールといえば、ナチュラルワインのパイオニアのひとり。
1970年代から自然なワイン造りを実践し、世界各地の飲み手を魅了していた。
そして何より、後進の多くの造り手、ソムリエ達に多大な影響をあたえた人だ。
丁度この10月が彼の亡くなった月…もう15年もたつことが驚きだ。
現在は息子のマチューと娘のカミーユ、アンヌが引き継いでいる。
醸造はカミーユが担当で、なかなか手に入らない『キュヴェ カミーユ』という名前のスペシャルワインもリリースしている。
このキュヴェ「Le Beaujolais」は、モルゴン村に拠点を置くラピエール家が、より広域のボジョレーでリリースするカジュアルライン。
とはいえ、ラピエールらしいピュアな味わいは健在。
Le Beaujolais 2023
ル ボージョレ
美しいルビー色。開けたてはやや還元のニュアンスがあるが、ある程度冷やしてから開栓することで緩和出来る。
フレッシュな赤系果実チェリーやイチゴ、甘草、ハーブのようなが香り立ち、自然な果実感が口の中でふわっと広がります。
酸も赤系果実味のかわいらしいきれいで、アタックは柔らかく、余韻は心地よく軽やか。
カミーユの優しさが伝わってくるようなワイン。
やや還元香があるので、冷蔵庫でよく冷やしてからその後室温で。
グラスはブルゴーニュ型がおすすめ。
砂肝ニラ野菜炒め、鶏肉の赤ワイン煮込み、牛筋煮込み、シャルキュトリ類と合わせて◎