4月にお届けするワイン

Monthly Selection4月にお届けするワイン

Zusslin 
チュスラン

サムネイル
サムネイル

Crémant d'Alsace "Prestige"
クレマン・ダルザス・プレスティージュ

『自然に偏りすぎているアルザスの造り手が多い中で、ナチュラルでも欠陥のないピュアで正確なワインを造っている』
1691 年にオルシュヴィル村に設立された歴史ある造り手で1990 年からビオディナミを導入。2000 年からは 13 代目の姉弟、
「マリー」と「ジャン ポール」が運営している。辛口で有名な「ベタンヌ」も最も注目すべきアルザスの造り手として
ヴァランタン・チュスランを取り上げている。

Crémant d’Alsace “Prestige”
クレマン・ダルザス・プレスティージュ

オーセロワの酸味を活かしたクレマン。シャルドネ、リースリング、ピノ・グリをアッサンブラージュ。
瓶内2次発酵時は翌年のモストを加えて発酵させている。ドザージュ11g/L。
穏やかな泡なので、シャンパンの強い泡が苦手…という方にもぜひお試し頂きたいスパークリング。
これからの時季、お花見やピクニックなど、ちょっと冷やして野外で楽しむのもおすすめです!
7℃ぐらい飲み始めその後は室温でも可。魚介のマリネ、ハム系の前菜など、幅広いお料理と相性が◎ 

Hervé Villemade
エルヴェ ヴィルマード

サムネイル
サムネイル

Cheverny Blanc 2019 
シュヴェルニー ブラン

現在の当主、エルヴェ ヴィルマードは、アンボアーズの醸造学校を卒業し、実家の家業を継ぐことになった。
エルヴェは、ブロワ城のすぐ南に位置するシュヴェルニーと近隣の3つ村に25haの畑を所有していて有機栽培を実践。
全て手摘みで収獲し、畑で選果作業を行う。発酵は野生酵母で行い、醸造中は酸化防止剤や補糖などの添加物は使用しない。
キュヴェによっては樽を使った熟成をさせる。アロマに溢れた、土地の風味が最大限に生かされたピュアなワイン造りをしている。

Cheverny Blanc 2019
シュヴェルニー ブラン 

ソーヴィニヨンブラン70%、シャルドネ30%
石灰粘土層と一部の畑には、火打ち石、そしてシャブリと同じ中生代ジュラ紀キンメリジアン階の粘土石灰岩が豊富にある畑から造られるワイン。
2019年は気温が高く、例年に比べて仕上がりはリッチな果実感が特徴。
ただ、土壌由来のミネラルが下支えし、絶妙なバランスを取っている。 
7℃ぐらいから飲み始めその後は室温でも可。スモークサーモン、フルーツを使ったサラダやクリュディテなどの野菜料理、
蒸した鶏肉や白身魚の軽いクリームソースなどと相性が◎

※このワインは還元状態(ワインが粘性を持っていてトロットしている)になっています。
デキャンタや他の 空瓶などに一度移し、シェイクするとワインが酸化し、【ワインを美味しくする裏技動画】粘性もとれて眠っていた味わいが出てきます。

Andre Rohrer 
アンドレ ロレール

サムネイル
サムネイル

Pinot Noir "Nouvelle Lune" Lot No.2
ピノ・ノワール ヌーヴェル リュンヌ 

ストラスブールとコルマールの中程に位置する、ミッテルベルグハイム村にアンドレ ロレールのドメーヌはある。
現在のオーナー醸造家アンドレは8代目で、そのお父さんは1960年代からすでに雑草とブドウの樹とが共生した栽培を始め、
1980年代には化学殺虫剤の使用もやめ、2001年、有機栽培認証、2016年からはビオディナミによるブドウ栽培を始めている。

アンドレは、純粋さと精緻さを兼ね備えたとても優れたワインを生み出しているが、特筆すべきはアンドレの息子ルードヴィックの存在!
ルードヴィックはアンドレが受け継ぎ発展させたテロワールがしっかりと詰まったブドウから、自然な醸造方法により純粋さがそのまま表現された、
とても体に優しい味わいのワインを造っている。

Pinot Noir “Nouvelle Lune” Lot No.2, ピノ・ノワール

今月のピックアップワインです、オンラインワインサークルで試飲します

“ヌーヴェル・リュンヌ”とは新月のこと。実は、父アンドレがビオディナミに転換して初めて造ったナチュールのキュヴェは、ピノ ノワールだった。
その年の収穫は、新月の日に始まった!月日が流れ、ようやくロレールのピノ・ノワール醸造スタイルが定まった。それがこのワイン。
泥炭石灰土壌の2区画のぶどうを除梗後14日醸し後、10ヶ月大樽で熟成。軽く澱引きし、フィルターもSO2添加もせず瓶詰め。
縁が紫がかった淡いルビーの色調。スモモやイチジクなど赤系果実に赤い花の風味。フレッシュな口当たりでスモモの果実味が広がる。
フレッシュな酸と、サラサラと舌上に残るタンニンが心地よい。
豚のスペアリブの梅煮や、若鶏モモ肉ポワレにバルサミコソースなどの酸味のあるソースで合わせると美味しいですよ!
ちょっと冷やして(10℃ぐらい)から飲み始めるのがおすすめです!

ANDRIEN DE MELLO 
アドリアン ド メロ

サムネイル
サムネイル

Gamins, Vin de France
ギャマン

ロワール地方で自然派の動きが一番活発な地域アンジュに、期待の新星が登場!その名は『アドリアン ド メロ!』
アドリアンは、カナダのケベックでのワイン造りを皮切りに、フランスに帰国後、シャトーヌフ デュ パプのドメーヌ デュセニュール、
フィリップ パカレ、その後、再度アメリカとケベックでワイン造りの経験を積んだ。
特にブルゴーニュ地方の『フィリップ パカレ』での経験は大きかったようで、その時『ワインとは何である』を理解した。

2015年、レイヨン川を見下ろす南向きの高台にある 3.2haのブドウ畑を譲り受け、ようやくアドリアンのワイン造りが始まった。
彼の畑はシスト(片麻岩)土壌の南向き高台に位置しており、昔から有機栽培されている高条件に恵まれている。
テロワールを映し出し、『ピュアな果実味を最大限表現するワインを生み出したい!』という、アドリアンのこれからが本当に楽しみだ!

Gamins, Vin de France ギャマン

ガメイ100% うどん粉病の危険が迫ったがよいブドウが収穫できた年。シスト土壌に植わる樹齢45年のガメイ。
全房で13日間ファイバータンクで発酵後、タンクで7か月熟成させ清澄、フィルターには掛けず亜硫酸も添加せず瓶詰め。
透明感のあるルビー色、フレッシュ苺の果実風味や赤花の香りチャーミング。自然な口当たりで苺の 果実味が広がりフレッシュな酸が心地よい。
豚の角煮や回鍋肉など、味のしっかりとしたお料理と◎
ちょっと冷やして(10℃ぐらい)から飲み始めるのがおすすめです!