Selection Avr 2024

Monthly SelectionSelection Avr 2024

酒井ワイナリー 
山形県赤湯

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鶫 2022
つぐみ

1892年(明治25年)創業の東北地方最古のワイナリー
ワイナリーの当主『酒井 一平さん』がオンラインワインテースティングに登場してくれる予定です!ワイン名「バーダップ(Bird Up)」の由来となった、赤湯鳥上坂の個性豊かな特徴を持つ、自社畑のブドウを中心にワイン造りを行っています。2004年(平成16年)酒井家二十代目当主、ワイナリーとしては五代目となる酒井一平さんに代替わりし、現在に至ります。畑ではなるべく自然の生態系を再現するため下草を羊に食べさせ、その糞から作った堆肥を用いるなど、循環型の農業にも取り組んでいます。
2021年9月に訪問した際に見せて頂いた斜面に位置する畑は、ジャングル化していて、目を凝らせて見ると、多くの木々の中にブドウが生っている状態。
収穫はさぞかし大変だろうと思いつつ、この状態だから耐性がつき、ここにしかできないワイン造りが出来るのだろう…とも思いました。醸されたワインは無ろ過・無清澄・無殺菌でリリースされ、その土地ならではの他には無い個性を味わいに映し出しています。

鶫 2022
つぐみ 

自社畑の『デラウェア』と『アリカントA』を田舎方式で微発泡のロゼスパークリングに仕上げました。輝きのあるピンク色。あまやかなフランボワーズやさくらんぼなど、赤い果実の香り。味わいにもブドウ本来の優しい甘みがあり、一方で美しい酸味、余韻の程よい苦みが味わいを引き締めます。暖かい日に外で飲みたくなるチャーミングな泡です。7℃~9℃前後から飲み始め、その後は冷やしても、そのまま室温に戻してもOK。白ワイン用のグラス。お料理は『どんなお料理でも合わせやすく』、これからの季節、ピクニックなどに持って出て飲むのも◎ ハムとチーズを挟んだサンドイッチや、生の魚介類、『泡があるので』、焼き肉などと一緒でも◎

Josephe Landron
ジョゼフ ランドロン

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Muscadet Nouveau 2023
ミュスカデ ヌーヴォー

【究極のNatural Wine】ラ エ フアシエール村にジョゼフ ランドロンは住む。周囲にはブドウ畑がある丘を縫うように、ロワール河に注ぐ支脈が流れる。当初ジョセフは農薬を使う農業をしていたが、徐々に自然な栽培を目指すようになり、1999年に有機栽培をスタートし、2002年エコセール認証を取得。そして2011年にはビオディナミ認証取得するなど、畑を自然な姿に育ててきた。ジョセフはとても温厚な人柄だ。ブルターニュでのワインサロンで一緒になった時のこと。朝方まで造り手たちと飲み明かし、仮眠をとって起きたところに、ちょうど散歩から戻ってきたジョセフに出くわしたのだ。「やぁ、調子はどうだい? 」と、朝の清々しい空気のように彼は声を掛けてくれたのだが、「ça va pas…」と応えるのがやっとの僕に、彼は笑いながらコーヒーを渡してくれたのを覚えている。

Muscadet Nouveau 2023ミュスカデ ヌーヴォー

品種:ミュスカデ 土壌:角閃石 樹齢:23年~40年 手摘みし全房でプレス 天然酵母での発酵 4か月間シュール リ状態で熟成So2の添加はアルコール発酵の最後に必要に応じて加える 【究極のナチュラルワイン!】体液のように体にしみいります!
冷蔵庫温度で飲み始め、その後はお好みで冷やしても、常温でもOK。あっと言う間に1本空いてしまうと思います(笑)生ガキやサーモン、白身魚のカルパッチなど、レモンをかけて食べるような料理と◎ 塩を付けて食べる天ぷらとも◎

Hervé Villemad
エルヴェ ヴィルマード

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Cheverny 2022
シュヴェルニー

現在の当主、エルヴェ ヴィマードは、アンボアーズの醸造学校を卒業し、実家の家業を継ぐことになった。エルヴェは、ブロワ城のすぐ南に位置する、シュヴェルニーと近隣の3つ村に25haの畑を所有していて有機栽培を実践。全て手摘みで収獲し、畑で選果作業を行う。発酵は野生酵母で行い、醸造中は酸化防止剤や補糖などの添加物は使用しない。キュヴェによっては樽を使った熟成をさせる。アロマに溢れた、土地の風味が最大限に生かされたピュアなワイン造りをしている。

Cheverny 2022
シュヴェルニー 

ピノ・ノワール60%、ガメ40%   いま飲んで本当に美味しいワイン。ピノ・ノワール(60%)が、シルキーなタンニンとリコリスのような香りを与え、ガメ(40%)がフレッシュな後味を与えています。ナチュラルな軽やかさと、年の地球温暖化の影響を感じさせる熟した果実の両方をそなえた上品な仕上がり。シャリュキュトリ系や、豚鶏肉系のローストやグリルと合わせて◎12℃前後から飲み始めその後室温で、グラスはブルゴーニュ型。

 

Frantz Saumon
フランツ ソーモン

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Vin De Frantz Colombard 21
ヴァン ド フランツ コロンバール2022

ロワール地方のACモンルイは1938年に認定され、シュナンブランで様々な生産者によって知名度が高まってきた。フランツ・ソーモンは2002年にワイン造りを始め、無農薬の畑での作業や醸造技術を磨いている。彼のワインは品質が向上し、若手醸造家を育てる立場にある。2019年からはパートナーと洞窟を醸造所として利用し、ネゴスものを醸造している。

Vin De Frantz Colombard 2022
ヴァン ド フランツ コロンバール

このワインは生産者の自社畑のブドウではなく、信頼する仲間の有機栽培のブドウから生産するネゴスシリーズ。コロンバールはコニャックやアルマニャックの原料品種として有名な品種ですが、フランスでは単体でワインを造ることは珍しいし、あまり美味しいワインに出会ったことはない。

透明感のあるクリアなグリーンイ エロー色の外観、ハッサクや黄色リンゴ、摘みたて青りんごなど爽やかな香りが拡がります。豊かな果実味に酸味が溶け込んでいて、 口あたりは甘やかさを感じるほどジューシーながら、スッキリとし た後味が印象的。
料理とは幅広く合わせやすい。フレッシュハーブを使ったカルパッチョや魚介類、卵やマヨネーズを使ったソースを白身のお肉料理、韓国料理や中華の前菜系などなど、気軽に楽しめるワイン。よく冷やして白ワイングラスでもOKですし、12℃ぐらいにしてブルゴーニュ型で飲むとまた違った味わいを感じられ