Monthly SelectionSelections Juillet 2026
Nicolas Delfaud
ニコラ・デルフォー
Mâcon‑Verzé Rouge 2022
マコン・ヴェルゼ ルージュ
パリ郊外で育ち、ホテルのソムリエ経験を経てマコンへ移住したニコラ・デルフォーは、
2015年にヴェルゼで自身のドメーヌを設立。標高350〜410mの斜面畑でシャルドネとガメイを栽培し、
2016年から有機栽培へ移行しました。
石灰岩と泥灰土を主体とするこの地は、マコンらしいやわらかさの中に、
緊張感あるミネラルと透明感を与えるテロワールとして知られます。
畑での健全なぶどう作りを何より重視し、土着酵母を用いた低介入の醸造で、
その土地の素直な表情を引き出しています。
Mâcon‑Verzé Rouge 2022
マコン・ヴェルゼ ルージュ
ガメイ100%。樹齢45年以上のぶどうを手摘みで収穫し、土着酵母で自然に発酵させる、
素直で軽やかな赤ワインです。2022年は果実の熟度が感じられつつも、重さに傾かず、
赤チェリーや木いちごを思わせるみずみずしい果実味に、ほのかな土っぽさとやさしいスパイスが重なります。
口当たりはしなやかで、酸は伸びやか、余韻は軽快で清らか。
シャルキュトリー系や、鶏の赤ワイン煮、若いうちのウォッシュチーズなどと好相性です。
12前後から飲み始め、その後室温でキープ。グラスはブルゴーニュグラスが◎
Château Cambon
シャトー・カンボン
Beaujolais Blanc 2023
ボージョレ・ブラン
シャトー・カンボンは、1995年に自然派ボージョレを代表する存在であるマルセル・ラピエールと
ジャン=クロード・シャヌデが再生したドメーヌで、その後はマリー・ラピエールが支え、
2022年からアレクサンドル・イワスイラが継承しています。
現在は約16haを所有し、平均樹齢50〜70年の畑を有機的な考えで丁寧に管理。
ボージョレは大陸性・海洋性・地中海性の影響が交差する穏やかな気候で、
南〜東向き斜面に豊かな日照を受けます。さらに花崗岩、粘土、石灰質、泥灰土など多様な土壌が重なり、
ワインに明るさと複雑さを与える産地です。
Beaujolais Blanc 2023
ボージョレ・ブラン
シャルドネ100%。シャトー近くの2haの単一畑で育つ若木を手摘みし、空気圧式プレスでやさしく直接圧搾。
熟成はステンレスタンク90%、228L樽10%で8〜9か月行い、春にごく軽い亜硫酸添加で瓶詰めされます。
2023年のボージョレは日照に恵まれ、生き生きとした果実味と明るいエネルギーを備えた年。ライムや白い花、
桃や杏を思わせる香りに、ふくらみのある口当たりと清らかな余韻が重なります。
ボンレスハム、ローストチキンなど白身のお肉の料理、鶏肉のクリーム煮、山羊や白カビのチーズなどと美しく寄り添います。
8〜10℃前後から飲み始め、その後は室温でキープ。グラスはブルゴーニュ型グラス、白ワイングラスが◎
Domaine Charvin
ドメーヌ・シャルヴァン
Côtes-du-Rhône Rosé 2023
コート ド ローヌ ロゼ
シャルヴァン家は1851年から南ローヌの地を耕す名家で、現当主ローラン・シャルヴァンは6代目。
1990年から自社元詰めを本格化し、伝統的な全房発酵やコンクリート槽中心の醸造で、
土地の個性をまっすぐ映すワイン造りを続けています。産地は地中海性気候のもと、
豊かな日照とミストラルの影響を受ける南ローヌ。砂質、粘土質、石灰質、丸石混じりの土壌が広がり、
熟した果実味の中にしなやかさと品のあるスパイス感を生み出します。
Côtes-du-Rhône Rosé 2023
コート ド ローヌ ロゼ
主な品種はグルナッシュとサンソーで、区画によってはブールブーランやムールヴェードルが補われます。
平均樹齢約40年、手摘み収穫のぶどうを用い、畑で選果。醸造・熟成はタンク主体で行われ、
果実の清らかさと質感のやわらかさを大切にした仕上がりです。
2023年は明るい果実味、のびやかな酸が魅力で、ラズベリーやチェリー、柑橘、
ホワイトペッパー、ほのかな石のニュアンスを感じる、滑らかなロゼ。
アクアパッツァなどの魚介料理、鶏肉料理、軽く焼いた肉料理と心地よく寄り添います。
良く冷やして暑い夏に涼をもたらせてくれる1本!
8〜10℃前後から飲み始め、その後室温で開かせていくのも良い。
グラスは白ワイングラス。