Selections Oct 2026

Monthly SelectionSelections Oct 2026

Cacique Maravilla
カスィック・マラヴィッリャ

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ナランハ 2022
Narnja

チリ南部ビオビオ渓谷のユンベルに拠点を置く、4ヘクタールの小規模ドメーヌ。
カスィック・マラヴィッリャは「見事な族長」を意味し、
1750年にカナリア諸島から渡った7代前の曽祖父がそう呼ばれていたことに由来します。

250年間、7代にわたってナチュラルなワイン造りを続けてきた家系です。
火山灰土壌の畑では馬とともに耕し、作業は手仕事が中心。
チリの伝統にのっとり、開放樽で仕込んだワインを樽から直接瓶に量り売りしていた文化も受け継いでいます。
平均樹齢250年を超える古樹が、この土地ならではの複雑味を与えています。
当主はマヌエル・モラガ。1リットル瓶の「ピペーニョ」と呼ばれる日常酒の文化を今に伝える造り手でもあります。

Naranja 2022
ナランハ

スペイン語でオレンジ(橙)のこと。モスカテル・デ・アレハンドリア90%、シャスラ5%、トロンテル5%を、
遅めに収穫して2か月間のマセラシオン、古樽で熟成させたオレンジワインです。
うすにごりの黄金色にはわずかなガス感。蜜や白い花、白桃、柑橘の華やかなアロマが立ちのぼり、
ビビッドな酸とトロピカルフルーツの果実味が広がります。
舌の上にはオレンジ特有の軽いタンニンと、とろりとしたテクスチャー。
ブドウの樹の存在感を感じる充実した余韻が続き、アロマティックで伸びやかな仕上がりです。
開放樽での自然発酵と長いマセラシオンのバランスが、素直で優しい飲み心地につながっています。
香草やスパイスを効かせた鶏肉・豚肉のグリル、スパイスやキーマカレー、エスニック料理
風邪をひいた時には、スパークリングウォーターで薄めて飲んだら薬として効くかも?(良い子はマネしないでください)
グラスは、白ワイン、ブルゴーニュ型が◎ 冷やしても良いですが、この時期からであれば、
15℃前後から飲み始めると、イキイキとしたワインとして楽しめます!

Barbara Lebled
バーバラ・ルブレ  

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Hey! Un dernier côt?2020
ヘイ! アン・デルニエ・コ?

フランス・ロワールの造り手で、父ローランはソミュール・シャンピニ出身。
木材の輸出・卸の会社を27年間経営したのち、
「自然を感じながら物を作る仕事がしたい」と2010年にワイン造りを開始しました。
2019年には娘のバーバラが参加。
父と共にソミュールから東へ130キロ移転し、より良い条件の畑とカーヴで、
父のアドバイスを受けながら自分流のワインを仕上げています。
猫がギターを弾くエチケットはバーバラのデビュー作。
補糖や亜硫酸に頼らない、純粋で飲み心地のよいワイン造りが親子の信条です。

畑の土壌は砂質に石灰岩が混ざり、ワインに繊細さと切れ味を与えています。
二人の姿は、エチケットの猫のように自由で柔らかです。

Hey! Un dernier côt?2020
ヘイ! アン・デルニエ・コ?

「ヘイ! アン・デルニエ・コ?」は、フランス語で「最後にもう一杯?」を意味する言葉に、
ロワールでのマルベックの呼び名「コー」を掛けた遊び心ある名前。
品種はコー100%です。手摘みしたブドウを房ごとタンクに移し、20日間のマセラシオン・カルボニック。
天然酵母で発酵させ、グラスファイバーのタンクで6か月、細かな澱とともに熟成させます。補糖も亜硫酸も加えません。
6年間の熟成を経て、熟した果実味と鉄の酸化したような酸味の調和(ポジティブ)、と、甘つややかな余韻とスパイス感があり、
ガストロノミックな料理と合わせたくなるポテンシャルを持つスペシャルな1本です。
樹齢40年を超える古樹の実りと熟成とが深みを与えています。
鴨のローストベリーやペッパー系のソース、キノコのソテーなどの地と血系のお料理、焼肉(タレ、レバー系)なども〇
ブルゴーニュ型グラス。12℃前後から飲み始め、その後は室温で。翌日持ち越す場合は冷蔵庫で。

Il Mortellito
イル・モルテッリート

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Rosso TUTTU 2025
ロッソ・トゥットゥ

イタリア・シチリア島南東部ノートの造り手です。当主ダリオはもともとブドウの栽培農家で、
2013年まではフランク・コーネリッセンやラモレスカにもブドウを供給。
2014年に醸造設備を導入し、自らのワイン造りを開始しました。
親戚を説得して畑を借りる形で23ヘクタールまで拡大し、オリーブやアーモンドも植えています。
畑は海から2キロ、標高100メートル以下。黒色粘土、砂質、白石灰岩が層になり、その下には海水が通っています。
海と山、両方のミネラルを含む土壌が、潮の香りを感じる唯一無比のスタイルを生み出します。

Rosso TUTTU 2025
ロッソ・トゥットゥ

「トゥットゥ」はシチリア方言で「全部」のこと。
ネロ・ダヴォラ80%、グリッロ、フラッパート、ペッリコーネ、インツォリア20%という、
黒ブドウと白ブドウが混ざり合った伝統的な畑から、すべてを一緒に収穫して混醸する、この土地ならではの1本です。
除梗後ステンレスタンクで8日間のマセラシオン、温度管理せずに自然発酵、8か月間熟成。亜硫酸は瓶詰め直前に少量加えるのみ。
白ワインの爽やかさと赤ワインの果実感の絶妙なバランスで、ジューシーな果実味とフレッシュな酸味、
海の潮を思う塩味が軽やかに広がります。混植と混醸は、畑の多様性をそのまま味わえる先人の知恵です。
プロシュットやサラミなどのサルミ、トマトソースのパスタやンンドゥジャのピザ、豚の脂と相性が良いのでサムギョプサルとも〇?
白ワイン型グラス、10~14℃前後。